福島県立医科大学4年生(男性)

実習期間:2日間 実習内容:精神科(藤代健生病院)、小児科(健生病院)

 

<今回の実習で獲得目標といた(する)こと>

①日常系統講義で体得できない、特に視覚的発見を得る。

②体系的な診断治療、プロセスと実際の現場で展開される診療との比較ができる

③問診の実際を知る

 

<実習の中で特に良かった点、印象に残った点>

偏見を払拭できたことが一番の収穫です。

・精神科病棟の患者さんが思った以上に明るい。自立支援の為の施設が予想以上に充実している。

・普通学級の先生方の発達障害に対する関心、教育支援への意気込みはもう少し消極的かと思っていた。そんなことはなかった。

 

<実習を通じて、自分の改善すべき点やこれから身につけていくべきと感じたこと>

・患者さんとのコミュニケーションの内容の取捨選択の方法(何を言ってよいのか、何がタブーなのか)

・勉強します・・・

 

<実習全体を通しての感想>

2日間大変お世話になりました。

自分の目指す診療科を1日ずつ見学させて頂きましたが、興味のある分野だからこそ机上の学習で分かり切っていると思い込んでいたものがぶち壊されるような発見が多々ありました。更に実習の日数を重ねなければならない理由が納得できます。

人生で初めての病院見学を充実したものにして下さった職員の皆様に深く御礼申し上げます。

 

<1日目 精神科 日々の振り返り>

1.今日新しく気づいたこと、できたこと

・必ずしも診断を急がないこと。

・病院完結型ではなく、家庭を含め社会環境を踏まえた患者さんの治療・支援モデルの作成を実際に行っていること。

・病院が明るい。患者さんが優しいこと(一番衝撃でした)

 

2.今日うまくいかなかったこと(改善すべき点)

患者さんへこれは話しても良い、これは声に出してはいけない、の判別が出来ずに、患者さんとの会話が充分にできないまま終わってしまった感がありました。事前にお聞きしておくべきだったと思います。特に予想以上に患者さんの方から声を掛けて頂く機会がありました。

 

3.今の気持ち、感情

日常の系統講義が実際臨床で思った以上に発揮する機会が少ないことに驚いています。入院病棟があるからこそできる、患者さんの人生設計ともいえることを精神科医療ではとりわけ大切にしなければならないことを痛感した次第です。

 

4.今後学びたい内容

・「生活臨床」の周辺(群大のモデル、海外の類似した治療モデルの検索、患者さん個人の差のゴールをどこにおくべきか)

・「精神保健福祉法」の改善点について深く考察したい。(保健と福祉をいざ分けるとしたら具体的にどのような施策で実現しうるか)

 

<2日目 小児科 日々の振り返り>

1.今日新しく気づいたこと、できたこと

・病院間の連携が大切だということ。とりわけ、同じ病院に決まったタイミングで来院出来ない(別の病院を診察を受けてしまう)患者さんについては、他病院の医師と連絡を取り合い、患者さんの発症プロセスをつなぎ合わせ完成させることもあり得るということ。

・発達障害を持つ子と親の支援はその親子を取り巻く人々へ理解を促すのも確かに必要だが、プライバシーには特に留意しなければならないこと。

 

2.今日うまくいなかなったこと(改善すべき点)

Y医師の発達外来のみ見学させて頂くことが出来なかったのが心残りです。

 

3.今の気持ち・感情

Y医師の小学校での講演に同行させて頂いた際、思った以上に先生方が子どもの発達障害について関心を支援してまたどのように指導すべきか模索したいという態度を示していらっしゃるのを見て、一筋の光が見えたように思いました。「正しい」理解が今後も広がって欲しいと願うばかりです。

 

4.今後学びたい内容

・発達障害の外来での検索方法

・小児科一般外来で発達障害を別に疑った場合、どのように診察を進めていくか。(障害検索へ移るタイミング、テストを行うタイミング、親御さんへの説明)

 

<実習前に設定した獲得目標は達成できましたか?>

感情論で言ってしまえば満腹なのですが、まだまだ見て欲しいものがあると色々な先生が言って下さるということは、次回もまた同じ目標で得られる体験がまだた沢山あるのだと思います。

 

 

 

 

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