実習期間:3日 実習内容:内科、産婦人科、ER
<今回の実習で獲得目標とした(する)こと>
①実習で様々な科をまわり、健生病院の雰囲気を知る
②積極的に取り組み、疑問を残さない
③見学じゃなくて実習する
<実習の中で特に良かった点、印象に残った点>
いろんな先生が実習生にかまってくれて、おかげさまで楽しく充実した実習を送ることができました。内科では患者さんの診察からカルテ記入まで学生にさせていただいて、とてもモチベーションが上がりました。食べ物の嚥下訓練をしている患者さんの見学をした時、その時初めてアイス1個を食べきったのを見て、すごく感動すると同時に、こういうところを見られるのが健生病院の良さだと感じました。
<実習を通じて、自分の改善すべき点やこれから身につけていくべきと感じたこと>
ERは忙しいのもあって実習というよりは見学になってしまった。急患で運ばれた患者さんの処置する時も、傍観するのではなく手袋をした状態でいればいつでも手伝えるし、その科の雰囲気がつかめると思う。
<実習全体を通しての感想>
最終日のER実習で来院した患者さんの診察が終わった時に「健生らしい患者さんだったね」と先生がおっしゃっていて、今振り返ってみればこの3日間はそのような患者さんとの出会いの連続だったように思う。「最後のとりで」という意味もすごく納得できた。その点で、健生病院の地域の近さや医療への姿勢が見れていい実習だった。
<1日目 内科 日々の振り返り>
1.新しく気づいたこと、できたこと
・患者さんの診察ができた。
・診療する側が緊張すると患者さんも緊張してしまうので、ポーカーフェイスが大事だと思った。
・カルテ記入
・HDS-R
・経鼻内視鏡
2.今日うまくいかなかったこと(改善すべき点)
・患者さんへの話しのかけ方で、相手に伝わるように話すことができなかった。
・大きめの声ではきはき話しかける。
3.いまの気持ち、感情
・患者さんのリハビリで自分でスプーンを持ってアイスを1個食べ切ったのを見て感動した。
・内科は疾患や症状の病態を理解していないと原因を探すことができないのでしっかりとした学習と知識が必要だと感じた。内科は堅苦しいイメージがあったが、今日の実習では先生方の雰囲気がもよくて、1日だけではあったが内科の分野が楽しいと感じられたので良かった。
4.今後学びたい内容
・白血病の鑑別、電解質異常、画像の見方・・・
・自分で必要な診察を考えて、患者さんにできるようになりたい。
<2日目 産婦人科 日々の振り返り>
1.今日新しく気づいたこと、できたこと
・新生児のバイタルをとることができた。
・新生児の沐浴:見学
・婦人科外来:見学
・胎児エコー検査:見学
・産後甲状腺機能検査
2.今日うまくいかなかったこと(改善すべき点)
・新生児が泣き出した時に、私も驚いて何もすることができずあたふたしてしまった。
・新生児にやさしく話しかけながらバイタルとったり、おしりをふいたりできるようにする。
3.今の気持ち、感情
・産婦人科外来の多忙さに驚いて医師2人で外来をまわす先生たちがすごいと思った。
・経腟超音波や胎児エコー検査で画像の見え方などがまだ学習が不十分で分からなかったので勉強したい。
4.今後学びたい内容
・経腟超音波、胎児エコー
・新生児を見て触れて、産科もすごく興味がわいてきたので、もう一度復習したい。
<3日目 ER 日々の振り返り>
1.今日新しく気づいたこと、できたこと
・急患の不安定な状態から安定するまでの検査処置を一通りみれた。
・経皮経肝胆嚢ドレナージの見学
・心不全で胸水の患者の診察
・ほっておけば亡くなってしまう患者さんが意識がはっきりして回復した時にすごくはっとして、これがERのやりがいなんだと感じた。
2.今日うまくいかなかったこと(改善すべき点)「
・少し離れたところから見るのが中心になってしまい、もっと積極的になるべきであった。
3.今の気持ち、感情
・救急はその場で検査して診断しないと治療方針が決められずに、患者さんを診ても何をしていいか分からず、知識がない自分がとてももどかしかった。
4.今後学びたい内容
・新患の評価と検査、診断にいたるまでの知識を定着させたい。
<実習前に設定した獲得目標は達成できましたか?>
健生病院の雰囲気は数日の実習でまわる科も限られた中ではあったが、とてもいいことが感じられた。積極性という点では要改善・・・