厚生労働省 基幹型臨床研修指定病院 津軽保健生活協同組合 健生病院
津軽地域で最大の民間病院である健生病院は二次救急で中心的な役割を果たしており、軽症から重症まで様々な患者が訪れることからプライマリな研修を行うには最適の環境と考えます。活発な多職種連携に加えて、医療生協の良さもあります。研修も屋根瓦式かつステップアップ方式を取り入れているので、個人の特性に合わせながらも必要な実力を効果的につけることができるようになっています。
健生病院研修PR動画
第三者に評価される教育体制
健生病院では長年、多くの研修医を受け入れており、研修の質向 上の取り組みを継続的に行っています。その証として青森県内初、 東北6県でも2番目に「NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)」による第 三者評価を受審・認定を取得、現在まで更新を続けています。
- 地域医療の実践を理念として全職員で取り組んでいる
- 研修プログラム、指導医・事務担当者のサポート体制が手厚く充実している
- 研修医の満足度
などが高く評価されています。
健生病院の初期研修
初期研修の2年間ではローテート研修を行い、各科の特徴とコモンディジーズを中心に学び、厚生労働省が定める到達目標の達成を目指します。
さらに健生病院(青森民医連)として独自に、
- 健生病院の当直を担えること
- 診療所の副所長を担えること
を目標にしています。
初期研修を修了した方で希望する方には3年目研修(Transitional Year)の体制も整えています。3年目研修は、重症患者の管理や患者の入院から退院、外来通院といった継続したアプローチを学ぶため、ER・総合診療を中心としたフィールドの中でプライマリ・ケア医としてのアイデンティティーを確立する時期として位置づけています。救急集中治療部・内科総合病棟・内科外来・往診など、横断的研修を8ヶ月行い、その後の4ヶ月を自身の専門科決定に向けた期間とし、希望する科で研修することを推奨しています。
研修プログラムの基本理念
青森民医連の医師養成の目的は、民医連綱領や医療生協運動について理解し、患者・職員・地域住民と共に他の医療福祉機関・行政に働きかけ民医連運動と医療生協活動を実践できる医師を養成することです。
全日本民医連は、無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす組織です。そのために医療介護活動の2つの柱「貧困と格差、超高齢社会に立ち向かう無差別・平等の医療・介護の実践」、「安全、倫理、共同の営みを軸とした総合的な医療・介護の質の向上」を提起しています。また、健生病院は医療生協の病院であり、WHOのHealth Promoting Hospital(HPH)に加盟しています。
健生病院は、患者の立場にたち、地域住民の医療要求に総合的に応えられる力をもった、医療の公正性・基本的人権を守る医師の育成を目指します。
研修目標
- プライマリーヘルスケアを担い得るすべての臨床医に必要な基本的知識、技術、態度を修得すること
- 良好な医師-患者関係を構築するためのコミュニケーション能力を修得すること
- 多職種の中で学び成長すること
- 医療を患者・地域住民との「共同のいとなみ」としてとらえ、疾病を生活や労働との関係で住みよい地域づくりの視点を身につけること
- 安心して住み続けられるまちづくりの視点を身につけること
- 社会常識、集団性、人間性を身につけること
研修医募集案内
研修プログラムについて
健生病院初期研修プログラム 厚生労働省年次報告等 オンライン説明会
採用選考について
応募に関わる当院指定書式のダウンロード
上記募集要項の内容をご確認のうえ、以下をご活用ください。