9月の奨学生会議では薬剤師によるフィジカルアセスメントについて体験学習をしてみようということで、①聴診器と水銀血圧計を使った血圧測定、②非接触式体温計での体温測定、③パルスオキシメーターでの血中酸素濃度と脈拍数の測定を体験してみました。
最初の血圧測定では、二人一組になって聴診器を相手の腕にあて、手動ポンプで腕帯に空気を送ったり出したりしますが、慣れない手つきで中々うまくいきません。なんとか脈を探り当てて、脈に合わせて水銀計が細かく上下動する様子に(〇ο〇)オォ~…と感激の声が。
一方、体に触れることなくおでこにかざすだけで体温が測れたり、指に小さな機械を取り付けるだけで酸素濃度や脈拍数が測れる最新のデジタル機器は、あまりにも簡単に使えたことで逆に拍子抜けの感あり。。(・・`)
その他、在宅や病棟のベッドサイドで、副作用やその兆候が出ていないか、薬がきちんと効いているかどうか等を確認するために、薬剤師が患者さんのフィジカルアセスメントをする取り組みが徐々に広まってきていること等も学習しました。(山)