2月7日、弘前プラザホテルにおいて開催された「子どもの貧困を考える」学習会に医学生の2人が参加しました。
試験終わったばかりだというのに学習会に参加・・・すごいですね!
まず「健生病院子どもの虐待防止チーム」委員長の國吉医師(奨学生会議でも時折お話してくれます)からお話があり、それぞれ小児科、産婦人科から受診や健診のときに発見した貧困の事例報告や具体的な対策が紹介がありました。
貧困の早期発見のシステムづくりといった個人へのアプローチと、貧困をなくす地域ネットワークに参加するといった社会へのアプローチ・・・どちらか一方ではなく両方の取り組みが大事なんですね。
次に今回の講師である千葉明徳短期大学の山野良一教授より講演がありました。
親の貧困、学歴、家庭環境・・・複合的な要因が子どもの貧困につながっているんですね。みなさんは子どもの貧困についてどう考えますか?
患者さんが置かれている状況に気づけるでしょうか?
参加学生からは
「乳児にかかるシロップ代が有料だと知って買うのをやめてしまう・・・実際にそういうことがあることを知って驚いた・・・」
こんな状況が現実にあることを医療従事者として認識しなければなりませんね~
今回も深かったですね。
他の企画も気軽に(内容は深く)ご参加ください~お待ちしています!