青森民医連の薬学生奨学生会議で、今ちまたで流行しているビブリオバトル(知的書評合戦)を実際にやってみました。
- ビブリオバトル(Bibliobattle)は、京都大学から広まった輪読会・読書会、または勉強会の形式で「知的書評合戦」とも呼ばれている。 -(中略)- 開始当初よりyoutubeを用いた各発表の公開が行われている(wikipediaより抜粋)
では、公式ルールに則って
- 発表参加者が読んでオモシロイと思った本を持って集まる。
- 順番に1人5分間で本を紹介する。
- それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う。
- すべての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。
テスト期間中で読書している暇がなかった学生の中には、機器分析の講義プリントを紹介する強者(つわもの)も…
ジャンケンで順番を決めて職員と学生を交えて本の紹介をしていきます。学生は皆、発表時間5分持たず。2~3分で時間を持て余してしまいます。
薬剤師は5分ぴったりに話をまとめて紹介してくれました。さすがです。
おやおや、見知らぬ珍客?が乱入してきましたよ。
珍客・大野あけぼの薬局事務長の柳谷さんが手にしている本は「いつまでもデブと思うなよ」岡田斗司夫著。自身のダイエット経験談を交えて皆の興味を惹く話しぶりは貫禄ですね。
ビブリオバトルの中には、自分の気持ちや考えをまとめて相手にわかりやすいように伝わるように話すプレゼンテーションや、相手と対話をし、より理解と交流を深めるディスカッション。情報共有。それをわいわい楽しく行えるゲーム要素。そして、新しい本との出会いや読書の習慣付など、自己学習や人と人とのコミュニケーションに関わる色々な要素が含まれています。今後も継続的に行ってみたいと思います。
ちなみに私は「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー著・原卓也訳(新潮文庫)の分厚い上中下3刊でチャレンジするも全員ドン引き。見事、撃沈しました。(山)